ドイツにもある、ビックリな税金の無駄遣い
ベルリンのU6 Turmstr駅の目の前に、OttoparkとKleiner Tiergartenという細長い公園があります。
昼間は散歩している人がたくさん居て、のんびりとしたのどかな雰囲気ですが、夜になるとアヤシクなります。アルコール中毒者がたむろしていたり、ドラッグの売買の場所ともなっていたそうで。
そこで、ベルリン市が公園を改築することにしたのです。
プランの公募がされ、勝ち取ったのがなんと、この妙な石のようなモノが何個も置かれるプランでした!

この巨大な石は、Sitzkieselといって、コンクリート製です。座るためにあるのだとか・・・
誰がこんな冷たい石の上に座るのか?という疑問もありますが、問題はそのコスト。既に設置された11個で、約280,000ユーロかかったそうです。そして、さらに設置予定があるのだとか。
この使えない石1個あたり、25,000ユーロ以上かかっています。日本円に換算すると、1個325万円ぐらいということになります。
もちろん市民は怒っているわけですが、もう税金を使われてしまったわけですから、後の祭りです。
このSitzkieselについて、面白いビデオを見つけました!テレビ番組の一部です。
ベルリン弁のおばあちゃん、汚いお言葉連発で、ムチャクチャ怒ってます!市の担当者の情けない説明にも、笑わせてもらいました。
これは、NDRのextra 3という番組の中の、Der reale Irrsinn(実在の狂気)という短いコーナーです。ドイツ中の、あり得ない公共工事の紹介が多いようです。税金の無駄遣いが、メディアで定期的に報告されるのは良いことですね。
下の写真は、『ブレーメンの交通標識の森』というタイトルです。他にも、面白そうなケースがありますよ!あなたの街も紹介されているかもしれません。クリックすると一覧にいくので、興味のある方はどうぞ。

関連記事:
・ モアビット地区の丘
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そこで、ベルリン市が公園を改築することにしたのです。
プランの公募がされ、勝ち取ったのがなんと、この妙な石のようなモノが何個も置かれるプランでした!

この巨大な石は、Sitzkieselといって、コンクリート製です。座るためにあるのだとか・・・
誰がこんな冷たい石の上に座るのか?という疑問もありますが、問題はそのコスト。既に設置された11個で、約280,000ユーロかかったそうです。そして、さらに設置予定があるのだとか。
この使えない石1個あたり、25,000ユーロ以上かかっています。日本円に換算すると、1個325万円ぐらいということになります。
もちろん市民は怒っているわけですが、もう税金を使われてしまったわけですから、後の祭りです。
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