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ミヒャエル・エンデ

ミヒャエル・エンデは私の好きなドイツ人の作家です。中でも、一番好きなのは「はてしない物語」。「ネバーエンディング・ストーリー」の元になった話です。(ただ映画は原作とはかなり違います)

子供の本ですが、大人の方がより楽しめる気がします。この本だけは、文庫本ではなく2色刷りのハードカバーで読んだ方がいいです。本の装丁も物語の一部です。いつの間にか、少年バスチアンと一緒に本の世界に入り込んでいる事に気づくでしょう。文庫本だと物語の魅力が半減してしまいます。

そして「モモ」も良いですね。時間どろぼうの「灰色の男たち」と風変わりな少女「モモ」のお話です。物語としても純粋に面白いのですが、この本も大人だからこそ読み取れる奥深さがあります。効率化を目指し、時間に追われて生活する現代人への警笛となっています。本当の豊かさとは何かということを考えさせられます。

・・・とそれだけでもすごいのですが、実はこの本にはさらなるテーマが隠されています。

それは「貨幣システム」についての考察です。利子のつく現代の貨幣システムでは、お金はより大きい利益が得られる場所に移動し、その結果、ごく一部の人のみが利益を得ることになるという話です。エンデは通貨システムについても研究をして、考察を深めていたそうですよ。

下の「エンデの遺言」では、「現在の常識ではお金を銀行に預けると利子が増えるが、逆にマイナスの利子がつくシステムも同じようにあり得る」と説かれています。人々はプラスの利子では短期的な利益を求めるのに対し、マイナスの利子では長い間お金を持つと損するので、例えば「子供・孫も住める家を建てる」など、長期的で人間の豊かさをもたらす有意義な投資をするようになるのだとか。

お金は人間がつくったものです。変えることができるはずです」というエンデのメッセージに、衝撃を受けたのを覚えています。この本には常識を根底からを覆されました。私の場合、この本を初めとして、社会・環境について考えさせられる本を読んだのが、ドイツに来るきっかけになったと思います。そろそろ原点に戻ろうかと思っているところです。

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Author: ノラ
ドイツ・ベルリンに在住。
ドイツで見つけたモノについて書いていたブログですが、雑多な情報に変わってきました。広範囲だけれど、ときにマニアックな話も混ざります。

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