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ドイツから見た震災

放射能汚染はまだ予断を許さない状況で、心配ですね。

今回、これまで外側から大震災を見て思ったことを、ここに備忘録も兼ねて書いておきます。いつになく批判的な内容ですが、ご了承ください。普通の記事の更新も、もう少ししたら再開します。本当はもっと早くしたかったのですが、忙しくてできていない状態です。メッセージを頂いた方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。


私自身は震災時ドイツに居たわけですが、毎日、主に日本とドイツのニュースを見ていました。特に福島原発での爆発が起きてからは、信頼できる情報が欲しいと思い、必要に応じて英語の物も読みました。しかし、「放射能」という理解の難しい物を扱っているだけに、最初はどのニュースも、正しくは情報を伝えていなかったと思います。(参考記事:「頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道」)

しかし、ドイツの報道も「対岸の火事」状態で、正直なところ、あまり参考になりませんでした。原発に詳しい専門家の解説は参考になったのですが、それ以外は自国の政治議論などに発展し、一番知りたかった「家族が居る東京は安全なのか、危険なのか」という疑問に答えてくれるものは、なかなかありませんでした。そんな中、英国大使館の状況分析は要領を得ていて分かりやすかったです。この翻訳が、「原発についてのイギリス大使館の見解」や「日本の原発についてのお知らせ」にあります。


海外からの救助隊の活動に関しても、疑問が残りました。

「イギリスの救助隊、書類不備で何もせずに帰国(Daily Mail)」などというニュースもありましたが、ドイツも大した活動はしていません。

ドイツからは3つの救助隊が日本に向かったそうです。特に、Technisches Hilfswerk(THW)という41名と犬3匹のチームに関しては、ドイツでは大々的に「日本に向かう」と報道されていました。「被災地で救助活動をするのだろう」と思わせるような報道内容です。しかし、実際の彼らの日本での任務は「日本で被災したドイツ人を回収すること」で、救助活動をしたわけではなかったようです(参考記事)。その任務が悪いわけではないのですが、あれだけ大々的に報道されただけに、ちょっとシラケます。それならそうと、最初から任務を公表すれば良かったのではないかと思ってしまいました。

それから、各国の救助隊が、原発の危険性を受けて帰国したことに関しては、私は仕方ない事なのではないかと思っています。派遣されるような救助隊員は特別な訓練を受けたスペシャリストで、貴重な人材ですから、各国で大事にするのは当然です。いずれにしても、国際協力というのは、意思疎通の問題もあり簡単ではないことが見えてきます。


それにしても驚いたのは、これだけ日本から離れたドイツで、多くの人が安定ヨード剤を買い求め、ガイガーカウンターが売り切れになったことです。かなりの過剰反応です。ドイツでこの規模の災害が起こったら、間違いなく大パニックになるでしょう。今回の様に、非常時に日本人が落ち着いて行動できることは、世界に誇るべき事なのだと思いました。一方で、ドイツでの募金活動もとても大きなものとなっています。これだけ遠い国で、多くの人が日本のためにかなりの金額を寄付してくれることに、感謝をしなければいけないと思いました。


いずれにしても、これからが大事ですね。日本では政治に興味を持つ人が少ないですが、これを機に、原発反対運動が広まっていったら良いと思います。エネルギー節約に関しては、私も多少なりとも知識があるので、このブログでも書いていきたいと思っています。

関連記事:
・ 放射能で子どもたちに起きている異変
・ 放射能汚染について、ドイツZDFのニュース

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Author: ノラ
ドイツ・ベルリンに在住。
ドイツで見つけたモノについて書いていたブログですが、雑多な情報に変わってきました。広範囲だけれど、ときにマニアックな話も混ざります。

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