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旧暦は古臭いもの?

私たちは現在、1月1日から始まり12月31日で終わるカレンダーを当然のように使っています。このカレンダーはグレゴリオ暦と呼ばれる太陽暦で、日本では明治の始めから使われています。それまでは、太陰太陽暦である天保暦が使われていました。旧暦とは、この天保暦の事を指します。

旧暦では日は月の運行によって決めらます。月の初日の1日は必ず新月で、15日が満月になります。ひと月の長さは次の新月が来るまでの、29日もしくは30日となります。12ヶ月経った時に、1年の長さが365日に満たないため、約3年に1回、閏月を入れることにより調整をします。

太陽の運行とはずれるので、夏至や冬至などは毎年違う日付になります。また、閏月を入れる部分が複雑です。そういう訳で旧暦は合理的でないと考えられていますが、旧暦を使うと天候予測がしやすくなるのだそうです。また、月齢によって、自然や人に与える影響があるのだとか。だから農業や漁業など自然を相手にする仕事では、旧暦を使うと便利なのだそうです。そんな話がこの「旧暦と暮らす」という本に書かれています。


私自身は、旧暦を意識して生活したことはないので、書いたことがどこまで本当なのかは判断できませんが、ある程度、納得のできる部分がありました。いずれ旧暦カレンダーも試してみたいと思っています。とは言っても、ドイツにいるのに、日本の旧暦を使うことに意味があるかは分かりませんが…。

でも実は、「月齢を見ながら自然と付き合うべきだ」という言い伝えは、ヨーロッパにもあります。例えば、オーストリアの樵には、「木は冬の新月の日に伐採するべき」という言い伝えがあります。新月に伐採した木は虫食いが少なく、暴れることもなく、長持ちするのだそうです。下の本に詳しく書いてあります。木工好きの人には特にオススメできる本です。


このような話をどう受け止めるかは人それぞれでしょうが、全て迷信と切り捨ててしまうのは、私はもったいないと思っています。何が「先人の知恵」で何が「迷信」なのか、判断は難しいかもしれませんが、昔の人の言うことに聞く耳を持つことも大事だろうなと思います。

関連記事:
・ 古いものを残す
・ 冬時間と大人の科学
・ ヨーロッパでの月齢に基づいた生活

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コメント

ポール : 2011/11/21 (月) 16:46:17

昨年まで私もベルリンにいましたので,何時も楽しく懐かしく拝見させて頂いております.
始めてコメントさせていただきます.
キリスト教の祝日も太陰暦で決められる場合が有りますね.クリスマスは12/25に決まっていますが,復活祭は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」なので年によって変わりますね.興味深いです.

ノラ : 2011/11/22 (火) 00:36:32

> ポールさん

いつも読んでいただいて、ありがとうございます!

そうなのですよね。復活祭が年によって変わるのは、私も面白いなと思っていました。
面白いのだけど、どういう意味があるのか、私の頭ではサッパリ理解できそうにないのが残念です(笑)

あれー : 2011/11/22 (火) 03:28:57

 周期的な月の満ち欠けは、印刷されたカレンダーのない時代の人々にとっては、最も身近な暦だったに違いないですね。もし地球が衛星を持たない惑星だったらどうなっていたんだろう…。そう考えると、文明の発達にも影響してそうです。

 StarTrek Voyagerに、こんなエピソードがあります。Voyagerという宇宙船が惑星の特別な重力に捕らわれて軌道から離脱出来なくなり、人工衛星となってしまいます。この惑星は時間が物凄く早く進む特別な空間にあり、またVoyagerも地表には悪影響を及ぼし常に地震を引き起こします。原始の地表の民は空に輝く星であるVoyagerを神として恐れ敬い、文明が進歩してからは宇宙開発の目標となり、衛星としてのVoyagerの存在が地表の文明や文化に様々な影響を及ぼす…というお話です。

 SFとしての脚色もあるけど、人類に対して月が及ぼす影響も計り知れない訳で、そう思うと月を暦とするのも当然の様にも思えてきます…。

まろ : 2011/11/22 (火) 05:56:50

幕末史に興味を持ち始めた中学2年生のころ、年表を見ていたら「閏4月」と書いてあった。「なんぞ、これは!?」と調べてみたら、何とその年(慶応4年)は4月が2回あったと。
それからしばらくして「太陰太陽暦」は、足らなかった日を3年に1回もう1ヶ月増やすことで調整していたと知り、「なるほど~。なんという大胆な月の数え方だ」と感動したものです。

俳句の世界などでは1~3月を春としていますが、これって「グレゴリオ暦」で考えると全然ピンとこないんだよね。寒いやろ!って突っ込んでしまう。
でも「太陰太陽暦」で考えているから春になるわけで、1ヶ月ちょっと今のカレンダーよりずれると考えると、今の季節感と合うんだよね。学校では全然そんなこと習わなかったな~。ちょっとしたことでも授業で教えてもらえると、「そうか!」って腑に落ちて興味も出るのにね。

ノラ : 2011/11/22 (火) 18:57:41

> あれー

例えば地球の自転がなかったら、地球上のあらゆる動植物も生物学的に全く違う物になりそうだしねぇ。天体が生物に与える影響というのはかなり大きいのではないかな?それにしても、衛星が文明に影響を及ぼすという
StarTrekのその発想は面白いなぁ。

そういえば、上の本の中で、地震は満月・新月・上弦・下弦に集中すると書いてありました。東日本大震災はほぼ上弦の月だったのかな。満月・新月のときは大潮だし、重力変化が一番大きいのでなんとなく理解できます。でも、上弦と下弦は月が太陽と地球のラインに対して真横に来たときだから、小潮で重力変化が一番小さいのだよね。それとも、引力が直角をなす2方向からある事で影響をするのかな。大体、地球は自転しているから、時間帯によって、力のかかる向きが変わっていくしなぁ。ああもう、分からん!

博士、教えてください!


> まろ

学校の先生がそういう事も教えてくれれば、本当に理解が深まって勉強も面白くなるよね。

閏月の存在を初めて知ったときは、私も衝撃を受けました。同じく「なんと大胆な…」と思いましたが、「二十四節気の中気を含まない月を閏月とする」というのはかなり合理的だと後で気づきました。二十四節気は春分・夏至・秋分・冬至などの太陽との位置関係を表しているので、中気を含まない月を閏月とすることで、季節に合うように調整ができます。昔の人はすごいなぁと思います。

グレゴリオ暦は、一年の日数こそ太陽の動きと合っていますが、皇帝の個人的な趣味で、月の日数を増やしたり減らしたりしているので、一ヶ月の長さに意味はありません。なので、太陰太陽暦の方が、カレンダーとしては優れていると思います。

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