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文化財保護の建造物なのに、野ざらし

ベルリンのWeißenseeに、元々、乳幼児と子供のための病院(Säuglings- und Kinderkrankenhaus)だった場所があります。けっこう大きな敷地に、古い文化財保護の建物がいくつか建っています。

味のある建物なのに、その状態はひどいもので・・・。写真は年末に撮ったものです。
Kinderkrankenhaus Weißensee

窓ガラスは割れているし、放火も何度かあり、このままでは朽ちる一方です。

1911年に開業したこの病院は、プロイセン(!)で最初の乳幼児と子供の病院だったそうです。2つの大戦と東ドイツ時代、東西統合を経て、1997年に閉業しました。だからここにある建物は、100年以上前に建てられたものなのですね。

2005年にロシアの投資家グループが設立した会社がこの敷地と建物を買いました。この会社は買い取った時に、建物の修理・改装をし、ガン研究センターと外来病院などを中に作るというプロジェクトを提示しました。しかしその後、この土地は放置したままになっています。

中は建物が壊れて、けっこう危険な状態なのですが、門も開いたままで、何の対策も講じられていません。

別の建物です。
Kinderkrankenhaus Weißensee

左側の方をアップして撮ったもの。同じく、燃えた跡があるし、屋根は落ちています。
Kinderkrankenhaus Weißensee

去年1年で17回も消防車が出動したというのだから、尋常ではありません。

子供の遊びかもしれませんが、投資家が建物の価値が無くなるように、裏で手を回している可能性もありますね。文化財保護の建物は修復する義務がありますが、文化財保護でなければ取り壊せるので、負担金額は下がります。

建物の中は概ねこんな感じ。どう見ても危険な状態なので、中には入っていません。
Kinderkrankenhaus Weißensee

配管やケーブルなどの金目のものは、既に盗まれています。

金属類は、けっこう売れるのですよね。市内でもたまに買取業者を見かけます。いくらぐらいで売れるのか興味があるので、試しに一度、私も不要な金属類を売りに行ってみたいと思っています(笑)

この土地は、ベルリン市が買い戻すことを検討しています。対応が遅過ぎないと良いのですが・・・。せっかく良い建物なのに、こうやって朽ちていってしまうのはとても残念です。

関連記事:
・ サナトリウム跡の廃墟をめぐる遊歩道

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コメント

まろ : 2014/03/11 (火) 07:41:51

廃墟いいねぇ。いい被写体だ。
先日、わたしも廃墟を発見。S3でKöpenick方面に向かう途中、RummelsburgとBetriebsbahnhof Rummelsburgの間に、いい感じでぼろぼろの建物を見つけました。今度撮影に行かない?
文化的価値は、全くなさそうだったけど…。

ノラ : 2014/03/11 (火) 17:59:21

> まろ

廃墟いいと思う?
こないだも別の廃墟を見に行ったのだけど、それならば、まろを誘えばよかった。次はぜひ一緒にいきましょう。

Rummelsburgってどこ?って思ったけど、意外に中心部なのね。FriedrichshainやNeuköllnには行くけど、Rummelsburgは意識した事がなかった。行ったことすらないかも。

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