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大晦日のKultgetränk試飲会

年が明けてもう1週間が過ぎようとしていますが、大晦日の話を少し。

大晦日といえば、ベルリンは例年、戦争かというようなバカ騒ぎ。

美しいのはテレビで観るブランデンブルク門の花火だけで、あとは無秩序に花火が上がり、ロケット花火は横向きに飛び、爆竹が鳴り、煙モクモクで、半端じゃない数の警察と消防が走り回ります。(こんな感じ→2012年2013年2014年 毎年同じですね 笑)

こんなベルリンの大晦日、日本人は嫌いな人が多いけど、私の知っている限り、ドイツ人でも苦手な人はけっこう居て、

「花火を観るのは好きだけど、うるさい爆竹は大嫌い!」
「私は犬猫と一緒に家に篭るわ」
「爆竹は悪霊を祓うと言うけれど、ぜったい良い霊の方を追い払っているよね?」

などと、数人と完全に意気投合。

とは言え、私は結局、いつもの様に外に連れ出される羽目になりました。「来年からは絶対に大晦日パーティはしない!」と高らかに宣言したけど、どうなることやら。

年越しの瞬間は、西ベルリンのTeufelsbergに行ってきました。ちょっとした丘になっていて、ブランデンブルク門などの遠くの花火も見える場所です。行ってみたら、やはり人が一杯いました。

こんな感じ。
Teufelsberg

花火

幸い、花火を上向きに打ち上げている、普通の人たちばかりで良かったけれど、これだけ混んでいたら、何か間違いが起きてもおかしくありません。もう、大晦日に外に出るのは絶対にやめよう・・・。

◆◆◆

ところで大晦日の夜に、みんなでKultgetränkeを試そうということになりました。

KultgetränkとはKultur(文化)+Getränk(飲み物)で、元々の意味は食文化の飲み物、つまりはワインとかビールとかを指します。今、Kultgetränkというと、「若者に流行りの飲み物」という意味で使われることが多い気がします。

私たちが試したKultgetränkeも、後者の、クールな若者の飲み物の方です。ある意味アホらしいのですが、それを飲んでいること自体が若者の間でステータスと見られるような飲み物です。数種類買ってきて、ワインの試飲のように少しずつ飲み比べをしました。

その中で、特に異彩を放っていて、私が気に入ったのがコレです。
Wostok

この飲み物が生まれた経緯が面白いのです。

冷戦時代、西側諸国ではコカ・コーラが大流行します。映画『グッバイ、レーニン!』の中でも、コカ・コーラが資本主義の象徴として重要な役割を担っていますが、共産主義国にしてみれば、当時は絶対に受け入れてはいけない異質なモノだったのですね。

コカ・コーラに危機感を抱いた旧ソ連では、研究者を集め、あるプロジェクトチームを立ち上げます。そのチームのミッションは、万人に好まれる炭酸飲料を開発すること。

そしてこのプロジェクトは大成功しました。作り出された清涼飲料はBaikalという名前で売りだされ、たちまち広く飲まれるようになりました。

ところが、ベルリンの壁が崩れ、東西を隔てていた鉄のカーテンがなくなると、この飲み物もたちまち消え失せてしまったのです。

そして、この忘れ去られたレシピが、ベルリン・クロイツベルクにやってきたのだそうです。そして新たに若干の変更を加え、Wostok(ロシア語で「東」の意味)という名前で売りだしたのがこの飲み物というわけです。

今、Wostokは3種類ありますが、写真のがオリジナルのTannenwald(モミの森)。よく見ると、女の人がモミの木の葉っぱらしきものを持っています。そして、成分表示を見るとエゾウコギとか、トウヒの葉の抽出液とか、かなり不思議なものが入っています。「シベリアの味」というのが、売りなのでしょうか?

ところが、実際に飲んでみるとかなり驚きの味でした!

なんと、限りなくコーラに近い味なのです!これはコーラだ!と言い切ってもよい味。そしてコカ・コーラより美味しかった。さすがソ連、恐るべしです。

関連記事:
・ Bionade
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・ ベルリンの壁跡で年越しました

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ドイツ・ベルリンに在住。
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