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ベルリンが舞台のオススメ映画

先日少しだけ、映画『グッバイ、レーニン!』に触れました。

ベルリンは映画の舞台になることが多い街ですね。壁があった特殊な事情もあるし、映画関係者だけでなく、様々な芸術家が好んで住む街でもあります。

せっかくなので、ベルリンが舞台の映画で印象に残っているものを挙げてみます!古い映画ばかりなのですが、ベルリンの変化を見ることができますよ!


■ ベルリン・天使の詩 (1987年)


ベルリンの映画といえば、真っ先に思い浮かぶ映画です。人間を見守る守護天使ダミエルが、人間の女性に恋をし、永遠の霊であることを捨て人間になる話です。ロマンチックでゆったりとした、印象的な映画です。

東西が分かれていた頃の映画なので、ベルリンの壁や、荒涼としたポツダム広場の様子なども出てきて面白いです。天使たちが戦勝記念塔の女神像に座って、羽を休めるシーンは有名ですね。



■ グッバイ、レーニン! (2003年)


東ベルリンに住む、主人公アレキサンダー(アレックス)と家族の物語です。アレックスの父は1978年に家族を残して西側に亡命します。母のクリスティアーネは、取り残されたショックと、子供たちを引き離すぞという脅しを受けて、次第に熱烈な社会主義者になっていきます。

ところが、東ドイツ建国40周年記念日の1989年10月7日に、アレックスは反体制デモに参加します。警官ともみあい、アレックスが捕まえられたところを、偶然通りがかったクリスティアーネが目撃してしまいます。その強いショックから彼女は心臓発作を起こして倒れ、昏睡状態になってしまうのです。

そしてベルリンの壁が崩壊。その後、8ヶ月間昏睡状態だったクリスティアーネは、病院で奇跡的に目を覚まします。「もう一度大きなショックを受ければ命の保障は無い」と言われ、アレックスは母を自宅に引き取り、彼女のために東ドイツの社会主義体制が何ひとつ変わっていないかのような生活を演技します。

でもそれがすごく大変なのですね。今や手に入らない東ドイツの製品のビンに、西側の製品を移し換えたり、偽のテレビ番組を作ったり、必死の細工と演技を続けます。クリスティアーネの寝室から見える、目の前の建物の壁にも、西側文化の象徴コカ・コーラの広告垂れ幕が掛けられてしまいます。

シリアスなテーマを扱っているにも関わらず、とても面白い映画です。



■ ワン・ツー・スリー (1961年)


ベルリンの壁が作られる前のベルリンを舞台にした、白黒のコメディ映画です。この映画は1961年6〜9月に撮影されたのですが、8月13日にベルリンの壁の建設が始まってしまい、ブランデンブルク門での撮影ができなくなってしまいます。結局、大掛かりな舞台装置を作って撮影したそうです。

この映画の内容も東西間のギャップをテーマにしていて、コカ・コーラが重要な役割を担っています。

コカ・コーラの西ベルリン支店長の主人公は、ヨーロッパ支社長のポジションに就きたいと思っています。そのために、東側にコカ・コーラを輸出することを画策します。しかし、アトランタ本社の重役に、共産主義者とはビジネスはできないと、その計画はあっさりと拒否されてしまいます。

ただその代わり、重役は主人公に、娘がベルリン観光をするので、ぜひ面倒を見てくれと頼みます。最初のうちは順調だった娘さんのベルリン訪問ですが、ある日突然、彼女は消え失せてしまいます。そして、戻ってきた時には、東側の熱心な共産主義者の若者とデキていて、電撃結婚までしてしまっています。重役にバレては大変と、主人公は大慌でもみ消しを試みます。テンポのよいコメディです。



■ ラン・ローラ・ラン (1998年)


恋人のマニの窮状を救うため、20分で10万マルクを用意しなければいけなくなったローラが、ベルリン中をひたすら駆け抜けます。ゲームのように、上手くいかなかったら初めからやり直す、3パターンのストーリー仕立てになっているのが、実験的で面白い映画です。

人生もちょっとした運やタイミングの違いで、全く違うものになる可能性があるのかなと思わせますね。



■ クリスチーネ・F (1981年)


西ベルリンの女性、クリスチーネ・Fの人生の話です。実話に基づいた話ですが、10代の若者の麻薬や売春シーンのある、かなりハードな映画です。

ドイツでは麻薬は本当に問題になっています。私の知人でも、今は良いおじさん、おばさんになっている世代の人たちが、麻薬の経験談を話すのには、最初は本当に驚きました。それも、真面目で学歴が比較的高い人たちなので尚更です。簡単に手に入るのもあるのでしょうが、ここでは誰もが1度は経験するものみたいな感じなのはビックリですね。

映画では、殺伐としていたZoo駅など、西ベルリンの様子が見られます。



ところで、ベルリン映画祭が2月5日から始まりますね。今年はどんな映画が来るのでしょうか?こちらも楽しみです。

関連記事:
・ 東西に住む双子が入れ替わる映画 『Kleinruppin Forever』
・ Die Ärzte主演のベルリン映画『Richy Guitar』
・ ドイツ人が大好きな映画 Die Feuerzangenbowle
・ 大晦日のKultgetränk試飲会

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コメント

lakme : 2015/01/23 (金) 21:26:23

はじめまして。
ドイツ人の夫がおり、ドイツにお住まいの方々のブログを読むのが楽しみです。ドイツに住んだことはありません。ドイツの映画、Run Lola runはドキドキしながら楽しく見ましたね。ベルリン天使の歌も随分昔ですけれど、日本の映画館で見ました。ベルリンではないですが、ドイツ映画で、Das Leben der Anderenはとても良い映画だったことを記憶しています。壁の崩壊からすでに25年。崩壊時はイギリスでドイツ人留学生たちと仲良くしていたので、彼らの衝撃がものすごいものであったことを覚えています。
それでは。

ノラ : 2015/01/26 (月) 05:42:59

> lakmeさん

はじめまして!コメントありがとうございます。

ドイツにお住まいでないのに、ドイツのことにお詳しいのですね。
Das Leben der Anderenは私は実はまだ観たことがありません。東独時代の秘密警察の話ですよね。良い映画なら、ぜひ今度機会を見つけて観てみようと思います。情報を頂きありがとうございます!
崩壊時はイギリスにいらっしゃったとのこと、ヨーロッパ内での驚きもさぞ大きかったことでしょう。とても興味深く感じます。これからもよろしくお願いいたします。

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